高齢者がリハビリを拒否した!周囲はどうすれば良い?

高齢者がリハビリを拒否することは、珍しくありません。やりたくないという気持ちで拒否することもあれば、認知症の症状が進行して自身の状態を客観的に把握できないこともあります。どんな理由であっても、本人がリハビリを拒否した場合には、強制的に行わずに気持ちを受け止めることが大切です。

リハビリを行うのは、高齢者本人です。周囲の人でもなければ、介護職でもありません。拒否している時には、その気持ちを受け止めたうえで、なぜ拒否するのか、その理由を探ると良いでしょう。何かしらの原因でリハビリに対する意欲が低下している時に無理強いしても、ますます拒否反応が強くなってしまい逆効果です。またリハビリは、家族だけで取り組んでも、なかなか高齢者に理解してもらうことは難しいものです。そのため、医師や看護師などに相談して適切なアドバイスを受けたり、リハビリ施設へ行って高齢者同士が情報交換できる場所を作るというのも、対処方法の一つです。

また高齢者のリハビリでは、本人が頑張っても障害が残ってしまうことは珍しくありません。そうした経験がリハビリの拒否につながることもあるでしょう。そんな時に大切なことは、リハビリの目的を明確に定め、周囲も共にそのゴールへ向かって取り組むという姿勢です。リハビリの多くは、短期間で成果が出るわけではありませんから、コツコツと高齢者本人と家族、そして介護職スタッフがチームとして取り組まなければいけません。リハビリする時間が楽しくなるような工夫をすることも、おすすめの対処法です。